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揚心館のマークは”五徳の徳”です。         

 一昔前の社会常識は、人格形成と社会活動を円満にする方法を伝統的に大人から子どもへと引き継がれてきました。しかし、現代社会では、情報の錯乱、大人の自信喪失、常識の多様化?により、不完全な社会活動組織が増えたきたと思います。例えば、地域社会、学校、職場、しいては、当道場のような団体など。しかし、揚心館では、初心に戻り、昔の人が説いた儒教の教えを取り入れ、五徳をスローガンに、青少年の育成、大人の自信向上、社会活動で活躍できる人材育成を目指しております。

さて、五徳を説明をする前に、五徳紋の由来について説明をしたいと思います。現代では、火鉢や火元で、ヤカンなどを置く台を”コトク”と言います。コトクに濁らすとゴトク(五徳)となります。

また、家紋としても五徳紋は存在をしており、江戸時代中期に禅宗の流れとして、成立した紋です。

そして、五徳とは、仁(じん)・義(ぎ)・礼(れい)・智(ち)・信(しん)の5つの徳を表します。


仁とは、情け、いくつくしみを持つ心です。
武士の源流はご存知でしょうか。家族を守る、土地を守るための防衛手段として武装をした者が武士の源流といわれています。”生活や家族のために”というところが武士の原点であることが良いと思いませんか。最近は、相手より自分、自分が何か言われたら、そのようなところに所属をしなくても良い。自分を愛しすぐて、人の言うことを見えない人には、人の情は分からないものです。謙虚な心と強い心をもって、人と接することこそ、仁ではないでしょうか。その中から、やさしさや人をいくつしむ心を持てると思います。


義

義とは、正義を貫く道です。
価値観が多様化したなかでの正義を説くのは非常に難しいです。言い換えれば、個人毎の正義が異なりますと問いた方が非常に簡単です。
歴史的に見て、義は、大義名分に対して、それを貫くことです。実は、大義名分とは、儒教に由来する考え方で、本来は臣下として守るべき道義や節度、出処進退などのあり方を指した。今日では転じて、「行動を起こすにあたってその正当性を主張するための道理・根拠」を指す事が多いです。儒教文化圏では古くから、大義名分の有り様についての議論が行われ、日本では儒学者のみならず国学者の間でも様々な説が立てられた。これもまた、個人の義というよりも、社会、地域、団体、家族、そして、個人に落ちてきて、初めて、義が解けます。個人の勝手な義は重みがなく、意味が分かりません。自分の義をとくためには、社会、地域、団体、そして、家族の団体の義を考え、比較しながら、本当の義を探してほしいと思います。言い換えれば、志も、義の重さがあるかないかで全く異なります。

礼

礼とは、相手への敬意を表す道です。常に、自分が成長するにために、素直な気持ちが必要です。これは、成長の肥溜めとなります。最近の子供達は、挨拶もできない、エゴが強いために人の話しをじっくり聞くということができないです。また、大人もプライドが邪魔をして、素直に物事を聞けない人が多いです。これでは、何も始まりません。礼をする、挨拶をするは、自分への戒め、そして、人への興味、そして、、物事のチャンスを勝ち取れる入り口です。そして、礼を尽くして、その後、自分の価値観を高めてほしいものです。
一昔で言えば、親の絶対的な威厳に対する礼、学校の先生の絶対的な威厳に対する礼、年上に対する絶対的な威厳に対する礼でした。これは、物事の経験と人生観に対する威厳に対して、物事を学ぼうという姿勢が礼だったと思いますが、今、大人の自信がくずれてきたことにより、礼儀が薄れてきたようにも感じます。しかしながら、やはり、強い大人、強い組織は、威厳を持ち、そのなかで、初心者が育つ環境が礼を学ぶ第一歩かもしれません。組織と個人のバランスは大切ですが、そのジャッジができない社会であれば、なおさら、礼を持って、なかに入ってくることは大切です。


智

智は、生きるための知恵です。学ぶことへの喜び、成長への喜びを得る感じることができ、心の成長とともに知恵と技術を身につけることが大切です。その結果、自分が物事に取り組んだときに、だれにも負けないものを持つことが理想です。これは、単なる知識ではなく、専業的職人的な知識と行動が行えることを指します。
現代社会では、生きるための知恵は持っているものの、心が伴っていない人材が増えていることに憤りを感じます。真剣に物事を取り組む者が、ちょっと怒られたぐらいで、やる気をなくなる人がいます。いくら器用でも、いくら他人より努力をしていても、心ない実力は罪と思います。自分が生涯を通じて、こだわりを持ち、その技術を継承するぐらいであってほしいです。


信

信とは、誠実さへの道です。
仁、義、礼、智のバランスがあり、純粋に人を信じることができのではないでしょうか。
親子関係のなかでは、小さいときは親を偉大に思い、その後、反抗期があり、大人になるにつれて親の苦労が分かってきて、共感をしてきます(良いパターンですが)。親子でも、同じ気持ちでいられるわけではなく、指導者は、初心者の憧れであり、成長とともに批判の相手となり、それを超えた結果、指導者の思いが分かり、それに答えるべク努力をしていくことによって、絆と信用を勝ち取ることができます。

今、親子関係や師弟関係が変わっていった結果、絆という信を掴み取ることができないことが多いです。もう少し我慢強さ、謙虚さ、初心の心等をもっていたらと思います。


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