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揚心館 CONTENTS

実力主義 < コミュニケーション能力

更新日:2020年3月4日

日本戦後の効率主義、実力主義は、先進国の常識。ちょっと待った!世界中を回れば、本質は、人とのつながり、コミュニケーション能力を重視しているじゃないですか!

塾や母親の陥る「一流高校卒業、一流大学卒業、大企業へ就職すれば、人生安定説」は根付いています。言い換えれば、偏差値がすべての基準となってしまいます。確かに、学ぶこと、学ぶ姿勢は大切です。よく考えてください。社会活動をしていれば、人とのコミュニケーション能力が低いと、ひどい目に遭います。当たり前ですが、人が集まり、組織をつくり、社会をつくっていることを再認識をしてほしいです。学力とは別に、人とのコミュニケーション1つで社会でのポジションが変わります。

外資系企業の転職「リファレンス」

外資系企業での転職時「リファレンス」を要求されます。「リファレンス」とは、自分の上司やお客様などの仕事の関係者から、この人は優秀だと保証をしてもらうことです。外資系転職をする際は、「リファレンス先」を事前に準備しておくものです。これって普通のことです。自分から「リファレンス」を用意をしているときは良いのですが、意に、同じ会社で働いていた上司に直接確認をしていることがあります。つまり、嫌われていて、あいつは辞めたほうがいいと言われたら、内定の前に断られます。実際に、嫌われていた人が日本法人の代表取締役に決まっていたのに、いきなり内定を破棄された人がいました。実力があったとしても、人や組織で世の中は回っているんです。日本人は、本来、謙虚で、物事を一生懸命頑張り資質をもっているところは大切にしてほしいと思います。

シリコンバレーは「村社会」

私自身、アメリカのカリフォリニアの会社で働いていたときに、社長の家に遊びにいったことがありました。子どもの部屋はクラブハウスの大きさ、冷蔵庫はコストコの冷凍売り場並み、リビングからは25mクラスの定型外のプールが庭にあるんです。先輩から「シリコンバレーの「村社会の住人」だよ」と言われました。幼稚園、ママさん仲間、それ以降の進学、そして、お茶を飲む店、レストランなども、お金持ち同士のコミュニティーの場があるとのことでした。実力の前に、人とのつながりの重要性やコミュニティーの存在、また、そういう人たちが見えないところで、仕事やお金を流しているんだなと感じました。

弁護士、会計士も仕事がない!

大学入学と同時に、公認会計士のサークルに1か月ほど所属しました。先輩からは、「公認会計士の資格をとれれば、大学卒業の肩書きはいらない」と断言されました。ただ、商業高校出身者が多く、1週間で簿記3級終了、2週目で簿記2級・・・まったく知らないことからスタートで、ギブアップしてしまいました(汚点)。私自身、キャリアアップをして、代表取締役や取締役のポジションになり、公認会計士、税理士、弁護士に仕事を依頼する立場になり、これらの有資格者にも、使える人、使えない人がいることを知りました。大きな違いは、コミュニケーション能力が低い人は、企業などのクライアントをつく前に、教科書以外のことしかできないんです。専門家は、研修期間があるのですが、先輩方に、いろいろな事例や対応方法をまともに教えていなかったと思います。つまり、仕事を覚える時期に、こいつに教えてやりたい!と思える人間性をもっていないと、実務の経験を蓄積できなかったのかなと思いました。クライアントがついても、コミュニケーション能力が低い人は、勘違いやミスを起こしやすいです。人間性+アルファが必要です。こちらが意図することを汲み取れないんです。

揚心館での自分づくり

に揚心館は、上場大企業、外資系企業社員、エンジニアの大人が多いです。それ以外でも、自分の仕事に誇りをもって、文武両道で動いている人が多いです。専門性が高く、普段聞けないようなことを聞けるところであり、単に、武道格闘技の道場ではなく、ロールモデルの発見の場であると自負しております。

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