子どもが空手・キックボクシングの試合に出る前に読んでほしいこと

最終更新: 9月20日



はじめに

冷静に考えると、空手道やキックボクシングの試合は、格闘技です。そのため、軽い気持ちで試合に出場をすると怪我をします。日頃の稽古の重要性を改めて認識してほしいということ、勝つための強い気持ちをもってほしいというメッセージです。もう1つは、日頃からチャレンジと立ち向かうこと(試合に臨む)は、社会の理不尽なことへ立ち向かえ、学校・社会生活にも大きなプラスの影響を与えます。試合の結果はともあれ、立ち向かってほしいです。

ジュニア層のかわいそうな試合環境

いつの時代もスポーツ、フェアである状況で、競技による優劣を決める試合が行われます。しかし、主催する側、選手側の心の底で、フェアと思えないことはいつの時代でも生じています。ジュニア層のかわいそうな試合環境をいくつかあげてみたいと思います。

  • 1点目は、慎重・体重の格差です。昔から、ジュニア層は、年齢や学年で階級にしています。小さい子は130cm、大きい子は170cm、無論、体重格差があります。

  • 2点目は、技量や経験値が違うものが同じ階級に申し込んでくる。例えば、極真空手試合で数々の賞をとっている子が、アマチュアキックボクシングにでてきて、初出場にも関わらず、「初」の試合にチェックをしてくる家庭があります。確かに、キックボクシングは初かもしれません。また、キックボクシングの他団体で数々の賞をとっている子が、違う団体の試合に出場するのは、「初」なので「初」試合にチェックをしてくる家庭があります。アマチュア試合開催側は、過去の戦歴は書類ベースで判断します。主催者側は書類を信じて試合を組みます。その結果、あまりにもかわいそうな試合が展開されます。

  • 3点目は、審判の技量です。審判が年配者や古い考え方を持っている人は、試合が危険であっても試合を続行させます。修行過程で身につけたエゴが判断材料として働くことがあります。

  • 4点目は、試合に挑む選手の環境です。親が猛烈に勝つことにこだわり、家庭でも、道場でも、毎日練習する環境がある子と週1回ないし数回の稽古に習い事として練習をする子が同じ試合に出ています。

試合を主催する立場から言わせていただくと、これらの問題はあることは了承しております。年々、子どもが減ってきて、試合を組むこと自体が難しいですし、試合に意気込む道場や選手の姿勢もまちまちなので、問題解決とはなかなかいかないです。そこで声をあがられると試合が成り立たなくなります。


試合出場する立場であれば、このような理不尽なことを了承の上、試合に臨むことが重要です。言い換えれば、本気で優勝する、勝つんだという意気込みと練習をすることが重要です。試合に対して、気軽なノリで出場すると怪我しますので、意気込みと普段の練習が重要であることは知っておいてほしいです。納得して試合にでた場合、勝敗や理不尽さなどが会っても納得することが多いです。弱いことを再認知して、ただ、強くなればいいだけです。

試合に出るタイミングは?

普段から試合に出ていない子と出ている子は、経験値の差はでてきます。うまくなったから、帯があがったから試合にでようと言う考え方なら、試合に出るのは辞めたほうが良いです。その結果、試合出場前と試合出場後のギャップが大きく、いやになってしまう可能性が高いです。わけがわからないけど、初心者の試合から、経験を積み重ねていくほうが、試合慣れがあります。そして、自己判断ではなく、先生が試合への呼びかけがある場合、試合内容とレベルを考えて声をかけていますので、そのチャンスは自己判断にしないほうが良いです。

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1988-2020  @ YOSHIN-KAN KARATE&KICKBOXING