AI(人工知能)は、人の仕事を奪うのか?多くの仕事がコンピュータに取られます。でも、人の曖昧なヒラメキ、感情はまだまだコンピュータでは越えられない壁。ここに人が付加価値とAIとの付き合い方のヒントがある
大学時代に、経営意思決定システムの講義が興味深く、3年間同じ講義を受講しました。1990年頃からAI(人工知能)は取り上げられており、基本的な考え方を学んできました。コンピュータとは、定型化されたデータを蓄積することで、定型化しれたデータのなかでの決定や判断ができるけど、経営者はそのデータを基づき、経験に基づく、ヒラメキや人としての意思決定と、AIというデータをどう活用するのかという講義でした。現在は、ディープランニングやビックデータにより、より人間に近い判断ができるように進化してきています。それでも、ヒラメキや人としての意思決定が求められることは変わりません。
社会活動で社会を感じ、人を感じることが重要
データ化されていないこと、例えば、人のヒラメキ、アイデア、即座の意思決定は、確率論的に証明することは難しいです。AIがそこまでカバーできるかは、現在の科学では厳しいと考えるべきだと思います。
人はヒラメキ、アイデアが人の最大の武器に。人らしくあることが重要!
インターネットから多くのデータをとり、情報をどう活用するか、デジタル世代の活用は増えています。よく考えてみてください。家族、学校、会社、サークル、部活など、いろいろな社会組織と活動をしているなかで人は感情を持ち、行動を起こしています。このような社会活動から行動と経験が人の強みへと変わります。単にインターネットやデータに振り回させることがなく、自己形成がヒラメキやアイデア、判断の強みになります。そのためにも、社会活動の必要性や重要性を感じてほしいです。そのなかで、ビックデータで定型化されていないことが、ビジネスや新しい仕事を作るキッカケになる可能性は高いでしょう。
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