揚心館シンボル・マークは、「五徳紋」を採用しています。江戸時代中期に、禅宗の流れの家紋です。五徳とは、仁(じん)・義(ぎ)・礼(れい)・智(ち)・信(しん)の5つの徳を顕します。
仁とは、情け、いくつくしみを持つ心です。現在人が最も欠けているところです。ただ、情け、いくつくしみを持つ心を持つためには、自分自身が強くなければいけません。そのためにも、総合的な強さを求める活動を行っています。
義とは、正義を貫く道です。揚心館では、ただ単に、正義心を出して、ストレートに、頭越しに、注意や暴力で訴えるのではなく、表現や態度によって円満に正義を貫く方法、その追究をしています。
礼とは、相手への敬意を表す道です。常に、自分が成長するにあたり、他人への敬意を態度で表すことは、必ず、コミュニケーション能力を向上につながるだけではなく、自分の欠点を知り、チャンスをつかむこともできます。また、子どもは、両親への感謝の気持ちをもってほしいと思っています。
智とは、知恵を持つ道です。知恵とは、生きていくための教養です。そのためには、学ぶ姿勢と学ぶことへの喜びを感じる場を選ぶことが大切です。揚心館では、いろいろな年齢層との刺激ができる場の提供と武道技術からこれらの実現させています。
信とは、誠実さへの道です。誠実さは、信用を得ることができ、人間関係を築く過程には、必要不解決なことです。
揚心館ではもう1つの意味をもっています。それは、人という漢字に丸を書いてみて下さい。つまり、人の輪と意味に捉えることができます。人の輪、そして、切磋琢磨からお互いが刺激ができ、共に成長し合えることを願っています。
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